患者・家族の健康生活を支える実践者であり続けたい
代表 林 哲也
私は医師になり内科医として循環器の病気を診ることからはじまりました。「自立神経と循環」の研究に携わり、その後、心臓血管外科病院での勤務時代に、治すことができない慢性疾患に対してどうすれば患者さんのQOLを高められるのかを考えていました。そして社会福祉法人の嘱託医や介護認定委員などを通じて高齢者の療養生活を支え、大手企業の主席医長のときには難病患者さんのための加入保険のプロジェクトに携わってきました。病気を治すことだけでなく病気を抱えながら生活を支えることも医療者としての役割であることを確信しました。
現在は、クリニックの精神科医として診療を行なう傍ら複数の企業グループの産業医やメンタルヘルスの顧問として働く人たちの心の健康を支え、薬科大学の教員として将来医療に従事する学生に健康教育の重要さを伝えています。ライフワークとしても難病支援NPOの活動に携わり難病や障害のある人の生活相談、就労相談などを行っていいます。
私は医療に長く携わる中で患者さんやご家族の方々が抱えている問題は診察室だけでは解決できないことを感じてきました。
これまで培った医療・介護・福祉・教育分野での知識・経験・ネットワークを活用して、地域医療の担い手の方々やNPO、企業、大学等とともに人々の健康生活を支えていくお手伝いをしたいと考えています。
現職
さいとうクリニック・精神科医
複数グループ企業・産業医
メンタルヘルス顧問
日本薬科大学客員教授
著書、他
『発達障害の人の面接・採用マニュアル』 石井京子・池嶋貫二・林哲也(著)-弘文堂、 『発達障害の人が働くためのQ&A』 石井 京子・池嶋 貫二(著)- 弘文堂にコラムを執筆。
合同会社ライムライトの由来
当社の商号である「ライムライト」は、私の敬愛する喜劇王Charles Chaplinの映画「LIMELIGHT」から名付けました。 LIMELIGHTは、電球が普及する以前に舞台照明に用いられた照明器具を意味し、名声の代名詞でもあります。 皆様のグリーフ(悲しみ)をリリーフ(軽くする、和らげる、救済する)できるライムライト(光)でありたいという気持ちをこめています。