長寿社会をむかえて、私たちは豊かさよりも健康な暮らしを願うようになりました

「がん」「認知症」は国民の多くが不安に思う病気です

最近では認知症の前症状である「MCI(軽度認知障害)」というのが知られるようになりました。

でも、ご存知ですか?

認知(高次脳機能)とは、知覚、記憶、学習、思考、判断などの認知過程と行為の感情(情動)を含めた精神(心理)機能の総称なのです。

加齢や社会の接点が少なくなると認知機能が衰えやすくなりますが、高齢者でなくても認知機能に凸凹がある人は少なくありません。

実は、人それぞれの個性として、暮らしの中で存在しているのです。

MCI-軽度認知障害だからといって、悲観するものではなく、もともと備わっているその人らしさでもあるのです。

どのような生活上の問題があるのか、どのような配慮をすればよいか、それを他者に伝えられれば自分らしい暮らしはそれなりに維持できるのです。

私たちは__

病気や障害があってもなくても他者に配慮できる社会(インクルーシブな社会)、

多くの人が自分らしい暮らしができる社会

少しでも早く実現することを願っています。